中国鉄道部はこのほど、2010年10月の鉄道建設データを発表した。
中国10月の鉄道固定資産投資は335億6000万元、三か月連続で400億元を下回り、昨年同時期の887億元より61.8%減少した。1月‐10月の鉄道固定資産投資は前年同期比25.2%減の4289億9000万元、鉄道インフラ建設投資は前年同期比28.0%減の3674億元だった。
関連機関によると10月は鉄道インフラ業界にとって最も難しい月であり、市場も投資が大幅に減ることを予測していたという。
アナリストは、これまでの急速な発展によって鉄道部の大部分の資金が使い果たされ、さらに融資ルートも限られてきたことが、投資の急速な減少の原因であるとの見方を示した。
鉄道部のホームページに掲載されたデータによると、今年1-10月の鉄道固定資産投資は4289億9000万元、昨年同時期の5733億6000万元より1443億7000万元(25.2%)減少した。