そのうち、石油精錬業界の成長に関して、顧宗勤院長は、「珠江デルタ、長江デルタ、渤海湾地域を中心に、中西部も適度に発展させ、沿海地域を整備するなど、できる限り現在存在する地域を活用する」と述べた上で、「産業全体を有効にコントロールし、石油精錬産業の集約化をさらに進め、国内の新規石油精錬プロジェクトの規模をまず1000万トン/年に引き上げる。そして、2015年までに全国の石油精錬企業の平均生産能力を600万トン/年以上にし、2000万トン級以上の大型石油精錬基地をいくつか形成したい」との目標を述べた。
さらに顧宗勤院長は、石油化学の川下産業について、「十二・五」期間中にハイエンド有機原料、合成樹脂、合成ゴム、石炭由来天然ガスなどを発展させ、在来石炭化学業の立ち遅れた生産能力を淘汰していくとした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月22日