岐路に立つ「メイド・イン・ジャパン」

岐路に立つ「メイド・イン・ジャパン」。 日本の経済産業省が今年8月に公開した調査結果によると、大手製造業の46%が「1ドル=76円前後の円高基調があと半年続くようなら、生産拠点を海外に移転せざるを得ない」と答えている。現在の円相場は1ドル77円近辺で取引されている…

タグ: メイド・イン・ジャパン 日本製 円高 産業空洞化 海外移転

発信時間: 2011-11-22 16:31:12 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

半導体大手のエルピーダメモリ株式会社は、円高を理由に、国内にある工場の生産能力のうち40%を台湾に移転することを明らかにしている。同社の坂本幸雄社長は先だって、2011年9月中間連結決算は、最終損益 が567億円の赤字となったことを発表し、「超円高と急激な市況悪化のため、生産の海外移転の必要性に迫られている」と述べている。

また、東日本大震災で部品供給網が寸断されたことが、企業の海外移転を加速していると指摘する声もある。

グラフィックス用ペンタブレット市場において世界80%以上のシェアを占める株式会社ワコムは、震災後の国内電力不足による部品供給不足を受け、中国に部品生産拠点を設ける方針を固めている。

 

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