課題3:債務危機がホットマネーの流出を招く
中国人民銀行のデータによると、10月の外貨購入額が248億9200億元減少、中国の外貨買い入れポジションはここ4年で初めて減少した。
西南証券の王剣輝チーフエコノミストによると、最近の欧米経済の混乱により、一部のグローバル企業が資金を欧米救済に当てているため、資金の流出が顕著になっているという。中金公司の最新レポートによると、10月のホットマネー流出規模は約1800億元。中金公司は、中国の輸出と輸入が均衡化すれば、今後、外貨買い入れ額が減少する月はさらに多くなるだろうとした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月23日