さらに、郭本恒総裁は、海外工場で生産しているブランド「Pure Canterbury(中国名:培尓貝瑞)」をまもなく中国でも販売することを明らかにした。すでに初期手続きは完了しており、中国の高級粉ミルク市場をターゲットにするという。
ここ数年、信頼性が中国本土の乳業メーカーを苦しめている。郭本恒総裁によると、これまでは中国ブランドと海外ブランドのシェアは7:3であったが、メラミン事件以降、そのシェアが逆転した。粉ミルク市場は現在、海外ブランドが約7割を占め、消費者は値上げをしてもなお、海外ブランドを購入している。郭本恒総裁は、「このような局面はいまも上昇傾向にあり、短期間で逆転させるのは難しい」と述べた。
現在、国内大手乳業メーカーは様々な事業を展開し、海外ブランドからシェアを奪い返そうと意欲を見せている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月24日