双方向変動の拡大契機を迎える人民元レート

双方向変動の拡大契機を迎える人民元レート。

タグ: 人民元レート

発信時間: 2011-11-24 15:26:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

人民元レートは1ヶ月前あたりから、双方向の大きな変動が見られ、弾力性も強化され始めている。人民元対米ドルレートのここ6週間(国慶節(10月1日)から現在まで)の変動幅をみると、-213、134、338、125、-152、-231となっており、人民元切り上げ観測は下降の兆候を見せはじめている。

昨日の人民元対米ドルレートは6.3489で前日より57ポイント上昇したが、11月4日に記録した6.3165と比べると、-324ポイントと大幅に下落していることが分かる。

興業銀行の魯政委シニアエコノミストは、「全体的に、今年に入ってから人民元は、双方向の変動が拡大し、過去のどの時期よりも均衡水準に近づいている。国内経済が減速し、輸出が減少するなかで、人民元レートの弾力性を保つ唯一の方法は、双方向変動をさらに拡大することである」と述べた。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月24日

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