国土資源部弁公庁の孫家海副主任は、「石油・天然ガスは経済社会の持続可能な発展に影響を与える重要な資源である。中国はここ数年、石油・天然ガス対外依存度が50%を超えている。石油・天然ガスの調査を加速し、国内の供給能力を高めることが重要だ」と述べた。
「評価」は、2030年までの石油確認埋蔵量を年間平均で10億トン、累計で202億トンと予測、生産量も今後20年間は最大約2億2000万トン、平均2億トンで推移するとした。また、天然ガスに関しては、2030年までの確認埋蔵量を年間平均で6300億立方メートル、累計で12兆6000億立方メートルと予測、生産量は約3000億立方メートルに達する見込みだとした。さらに、「評価」は、「十二・五(第12次5カ年計画、2011-2015年)」末までに、5000万トン級石油・ガス生産基地を5箇所設置すると明記。そのほか、低品質または非在来型の石油・ガス資源を有効に開発・利用できれば、生産量はさらに1000万トン以上増加するとした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年11月25日