1994年にも、「中国は都市圏型の都市化を進めるべきだ」という主張があった。中国は一人当たりの耕地が少ない一方で、人口は非常に多い。また、建設を進める一方で、人々の最低限の生活を保障しなければならない。このような状況で発展を遂げるためには、日本の都市圏に学ぶよりほかない。日本の都市圏モデルは耕地を節約できる上に、土地の使用効率も高い。
現在までの実践から、三大都市群、上海市を中心とする「長江デルタ経済圏」、深圳市などを中心都市とする「珠江デルタ経済圏」、環渤海経済圏を発展すべきだ。中国では、日本式の都市圏はまだ生まれていないからだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年12月3日