中国はインフラ整備においても大きく改善されている。中国政府は米国政府よりも上手く予算配分していると言っても過言ではない。
中国人は基本的に借金を好まないため(住宅購入者の4分の1が現金一括購入である)、可処分所得に占める家計貯蓄率は40%近くにも及んでいる。米国の家計貯蓄率は5%にも満たない。
経済学上、有害と見なされる重商主義の路線を歩むことで中国はその恩恵を受けてきた。外貨準備(3.2兆ドルと言われる。今でも増加の一途をたどっている)を大量に保有しているために、太陽電池パネルから玩具などに至るまで、高い輸出競争力を維持できている。
中国の課題は尽きることはない。だが中国の繁栄はこれからも続くだろうと私は確信する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年12月6日