ウォール街の巨頭、ゴールドマンサックスグループの研究団体は12月5日、香港において2012年アジア太平洋地域経済予測を発表した。中国の株価はすでにマイナス要素が十分盛り込まれており、金融緩和政策と外部環境の改善によって来年のA株とH株は20%~30%上昇する余地があることを明言した。
中国経済がアジアを牽引
ゴールドマンサックス社は、2012年と2013年のアジア全体の経済成長率をそれぞれ6.3%、6.7%と予測。日本を除くアジア地域の成長率をそれぞれ7.1%、7.6%とした。中国単独での成長率は8.6%、8.7%と予測している。
中国は来年にも金利引き下げか