2001年6月14日、上海証券取引所の総合指数は始値2245ポイントでスタートすると急落し、その後は弱気市場に突入した。2011年11月13日、同指数は4年に及んだ弱気市場から回復して、一時は2245ポイントに達し、2248.59ポイントで引けた。「深セン商報」が伝えた。
中国株式市場はどうなっているのだろうか。経済は急速に発展しているのに、株式市場が「原点」に帰ったのはなぜだろう。
10年で印紙税5388億元
国信証券発展研究部ポストドクター業務ステーションに所属する数人の博士号取得者は、13日に過去約10年間の重要な経済データを比較検討したという。楊高宇博士は、株価指数は10年前に戻ったが、この10年の間に株式市場では驚天動地の変化が起きたとの見方を示した。
株価指数の相対的な位置取りをみると、10年前の株式市場の株価収益率は70.81倍にも達しており、株バブルの状態にあることが明らかで、株価指数も高水準だった。現在の株価収益率は15.23倍で、市場は極度に低迷し、株価指数も低い水準にある。