外貨買い入れポジション2カ月連続減少が示すもの

外貨買い入れポジション2カ月連続減少が示すもの。 中国人民銀行(中央銀行)は19日、11月の外貨買い入れ額が前月より279億元減少したと発表した。これで、中国の外貨買い入れポジションは2ヶ月連続の減少となった…

タグ: 中国外貨買い入れポジション

発信時間: 2011-12-20 13:48:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国人民銀行(中央銀行)は19日、11月の外貨買い入れ額が前月より279億元減少したと発表した。これで、中国の外貨買い入れポジションは2ヶ月連続の減少となった。

中央銀行によると、11月末時点で、中国の外貨買い入れポジションは25兆4590億3100万元、10月末より279億元減少した。10月の外貨買い入れ額は前月より249億元減少し、ここ4年で初めてマイナスとなっていた。

外貨買い入れポジションは、国内に流入した外貨建て資産を購入するため、中央銀行と金融機関が市場に投入した人民元の総額である。

第4四半期に入ってから、人民元対米ドルレートは軟化し、ここ最近は度々ストップ安となっている。米ドル指数が上昇し、ドル買いの勢いが強まる中、企業と銀行はドル買興味を強めている。

一方、外貨買い入れポジションは2ヶ月連続で減少、越境資金の流動性にはこれまでと全く異なる変化が生じている。

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