日本企業の投資を引き付ける中国西部

日本企業の投資を引き付ける中国西部。 日本国内の市場が飽和状態であることや円高などの影響で、日本製造業の海外移転が加速している。中国西部の省・市は経済活性化の原動力として外国企業の誘致に力を入れている。ある日本企業は、中国西部は外国企業の誘致に積極的であり、中国西部地域はすでに日本企業の海外移転で最良な選択肢となっていると述べた…

タグ: 日本企業中国投資

発信時間: 2011-12-20 16:26:34 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国は地理的に日本と近く、ビジネスチャンスも多い。例えば、ソフトウェアのアウトソーシング業務に関して、欧米国家がインドを拠点としているのに対し、多くの日本企業は中国を選択している。隣国で文化が似ていることや、輸出が容易なこと、そして中国が巨大な市場であることがその理由である。

日本の鳩山由紀夫前首相は、「中国は日本にとって重要な国だ。これまで中国経済は東部沿岸地域を中心に発展してきたが、現在は西部の開発も進められている。これは中国の発展にとって非常に重要であり、日本も同地域の発展を非常に重視している」と述べた。

中国西部の省・市は雇用創出や税収の増加、経済成長の原動力として外国企業の誘致に積極的である。例えば、重慶市は日本企業の誘致に積極的に動き出している。これまでに、丹羽駐中国大使が三井やシャープ、日立など大手企業と重慶を訪問し、業務提携の意思を重慶市の企業に示した。重慶市もそれを快く受け止めている。中国西部は現在、日本企業にとって最良な外移転先となっている。両国経済の相互補完性があり、両国はそれぞれの優位性を発揮できれば、ウィン‐ウィンを実現できるに違いない。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年12月20日

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