E&Y中国エリアの高度成長市場主管パートナー、何兆烽氏は、「中国エリアは世界経済衰退後もIPO件数を伸ばしている。昨年、大中華圏の各取引所は新たな企業を資本市場に引き入れることで世界をリードした。その勢いが2011年も継続している」と述べた。E&Yは、2012年もA株でIPOが活発に行われ、上場企業数と資金調達額は高水位をキープすると予測した。
レポートによると、2011年上半期はIPOが盛んに行われた。しかし、下半期になると、投資家の間で欧州債務問題とS&P社によるアメリカ国債の格下げに対する懸念が広がり、IPOは大幅に減少した。2011年1-11月、世界のIPO資金調達総額は1558億ドル。2011年末までに、1700億ドルまで増加する見込みだが、それでも2010年より40%少ない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2011年12月23日