専門家の見方によると、2011年版の内容から、外資導入と国内経済の構造調整の方向性は一致しており、いずれも製造業の改造と向上の促進、戦略的新興産業の育成、サービス業の発展、中西部地域の発展を目的としていることが明らかだ。
中国は世界第2位の投資受け入れ国である。中国は近年、外資導入政策を徐々に整えており、独占禁止法の実施から、国務院による外資利用作業の実施に関する意見の公布、外資によるM&Aの安全審査制度の構築、新たな「外資系企業投資産業指導目録」の公布までを見ると、重点を量でなく質に置き、大幅な調整を行い外資利用の効果を高めようとしていることがわかる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2011年12月30日