中国「経済参考報」の調べで、多くの専門家や関連機関が中国の2011年GDP(国内総生産)成長率を前年比9%以上と予測していることが分かった。
中国社会科学院経済学部は、世界経済の低迷や消費刺激策の効果の低下などによる経済の減速を指摘した上で、2011年のGDP成長率を昨年より1.2ポイント低い9.2%前後と予測した。
国家発展改革委員会総合司予測所は、「国内外の需要低下が影響し、2011年第4四半期にやや減速したとしたものの、中国経済は一年を通してやや速い成長水準を保てた」とし、GDP成長率を9%以上と予測した。