2011年第4四半期の中国企業景況感指数と中国企業家信頼感指数は第3四半期より下落したが、依然として好況エリアにとどまっている。国家統計局中国経済景気観測センターが6日、調査報告を発表して明らかにした。
全国の企業の景気についての調査によると、2011年第4四半期の中国企業景況感指数は128・2で、第3四半期を5・2ポイント下回った。業種別にみると、不動産関連企業と交通運輸倉庫郵政関連企業の景気が大幅に落ち込んだ。企業規模別にみると、小企業の景況感指数はかなり低いが、依然として好況エリアにとどまっている。
2011年第4四半期の中国企業家信頼感指数は122で、第3四半期を7・4ポイント下回った。しかし12四半期連続で好況エリアにとどまっている。業種別にみると、情報伝達・電算機サービス・ソフトウエア業関連の企業家信頼感指数は依然として高かった。不動産関連の企業家信頼感指数は7四半期連続で最低となっており、100を下回った昨年第3四半期に続いて、第4四半期も下落した。企業規模別にみると、大型企業の企業家信頼感指数は大幅に下落したが、依然として好況エリアにとどまっている。