国家発展改革委員会(以下、発改委)の張暁強副主任は8日、第12回北京大学光華新年フォーラムで、「戦略的新興産業生産額の対国内総生産(GDP)比を2010年の4%未満から2015年に8%前後、2020年に15%まで引き上げ、戦略的新興産業を国民経済の支柱産業、リーディング産業にするという目標を実現するために、今後、中国は4つの方面から戦略的新興産業の成長を支えていく」と述べた。
張暁強副主任は、一つ目として、中国のコア技術が少ないことや企業の技術革新能力が低いことを挙げ、次の5任務を重点的に進めていくとした。
1.これまで以上に力を入れ、コア産業の技術と研究水準の成長を支える。
2.産業チェーンの成長を支えるシステムインテグレーション能力を構築する。
3.イノベーション人材の企業への流動の促進と人材奨励メカニズムの強化を図る。
4.大学機関と科学研究機関の技術移転を促進する。
5.人材や資金などのイノベーション資源を技術革新の優位性をもつ産業区に集約させる。