世界最大級のOEMメーカー、富士康(フォックスコン)がロボット100万台を導入する計画を発表し、注目集めている。
現場労働者「近いうちに乗っ取られる」
現場労働者のこの言葉は、専門家によって証明された。太原理工大学情報工学学院博士課程の指導教官を務める謝剛氏は、「10人の作業員が必要だった一本の組立ラインをロボットに変えた場合、この10人は仕事を失うことになる。短い目で見れば、ロボットを導入することで多くの作業員が失業することは間違いない」と話した。
その一方で、ロボットの大量導入により多くの新しいポストも生まれる。ロボットの研究開発、操作、メンテナンスなどには人材が必要だ。