独自ブランド車の減速が目立つ
補助政策の打ち切りをうけ、小型自動車メーカーを中心に大幅な減速を見せた。自動車工業協会の統計によると、1.6リットル以下の乗用車の販売台数は983万9300台と、乗用車の伸び率を1.19ポイント下回った。独自ブランドの乗用車の販売台数は前年比2.56%減の611万2200台、国内シェアは前年より3.37%下落した。そのうち、独自ブランドのセダンの販売台数は294万6400台で、セダン販売全体の29.11%と、2010年を1.78%下回った。朱一平氏は、「独自ブランド車の状況は厳しい」との見方を示した。
中国乗用車聯席会議の饒達秘書長は、「自動車の保有率が高まれば、渋滞などの問題が全国各地で起き、新たに購入制限を実施する都市が増える。そうなった場合、高級車の輸入が増え、乗用車市場は引き続き成長するだろうが、小型自動車市場は縮小し、独自ブランド車が危機にさらされる」との見方を示した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年1月13日