地方人民政府が管理する年金基金株式投資の解禁については長年議論が続けられてきたが、このたび大きな進展が見られた。調べによると、政府は南方のある省に対し、1000億元規模の年金基金を全国社会保障基金理事会に預託することを許可。全国社会保障基金理事会は第1四半期中にもその資金の運用を開始する。アナリストは、「投資が開始されれば株式市場と債券市場が活性化される」との見方を示した。
年金基金を株式市場に投資すべきかについては意見が割れていた。全国社会保障基金理事会の戴相龍理事長は、「年金基金の一定比率の株式投資はいいことだ」との考えを示した。