中日両国は全面的に協力すべき 白益民氏

中日両国は全面的に協力すべき 白益民氏。

タグ: 中日関係

発信時間: 2012-01-19 13:41:51 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

また、資源開発においても協力する余地があると白益民氏は指摘する。例えば、天然ガスの開発やオイルシェールの採掘などだ。両国が市場と技術の面で相補すれば、両国の利益につながる。

2010年のAPEC日本会議後、「横浜ビジョン」が発表された。APECをバラバラなフォーラム組織ではなく、緊密な関係をもつ自由貿易区にしようという構想である。APECは、「我々はアジア太平洋自由貿易区を理想から現実にすることで合意した。我々は具体的な措置をとり、アジア太平洋自由貿易区を実現する」と宣言した。これについて、白益民氏は次のように述べた。「表面的にみれば、アジア太平洋地区の貿易にはあまり障害がないようにみえる。しかし、実際には、排他的優位による見えない障壁が存在する。日本は先進技術を通して、アジア太平洋地区の資源を確保し、アジア全体に勢力を広げていくに違いない。現在、中国は国力を絶えず強化し、アジアでの発言権を強めることを渇望している。しかし、現在のところ、中国は「被主導的」側から脱却する独自の能力をもっていない。そこから脱却する方法の一つは、日本との協力を強化し、海外投資や日本財団の株取得を実施し、ハイレベルでの経済・技術協力を実現することである。また、共同研究・開発、株式の交換を通して、産業の同盟を結び、中国と日本が主導する地域協力を実現させる。中国にとって本当の意味での自由貿易区はこのように形成されるのだ」

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年1月19日

 

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