英国の貴金属調査会社ゴールド・フィールズ・ミネラル・サービシズ(GFMS)が17日に発表した「2011年純金調査レポート」によると、中国は今年上半期に印度を抜いて、世界最大の純金消費国になることが予想されるという。「新京報」が伝えた。
GFMSによると、中国の消費者は今後も純金投資を資産の多様化を実現する手段、長期的なハイパーインフレや通貨の購買力低下に対抗する手段とみなすことが予想されるという。
あるデータによると、昨年の中国の純金の需要量は850トンに達した。
このほか中国のジュエリー市場でも純金ニーズが大幅に伸びている。昨年の世界のジュエリー宝飾品をめぐる純金の需要量は1979トンで前年比1.9%低下したが、中国市場では16%増加して初めて500トンの大台を突破した。GFMSによると、中国とトルコは今後も引き続きジュエリーの純金ニーズの主要成長エンジンとなり、特に中国は純金市場を左右する世界最大の純金消費国の座につく可能性が最も高いという。
「人民網日本語版」2012年1月19日