アップルは中国に何を残した?
環境汚染、爆発事故、違法労働
近日、アップルのサプライヤーの約1/3が同社の指定した給料や福利厚生に従っていなかったことが明らかになり、更には5つの工場で未成年を働かせていたことも発覚した。
またアップル製品や関連部品は生産の工程において、大きな環境汚染を招きかねない。iPhoneのアルミフレームで使用されるアルミニウム粉は爆発の危険性があり、粉塵汚染を招く恐れがある。2011年、アップル製品の生産委託を受けていた電子製品受託(EMS)メーカー台湾鴻海精密の子会社、富士康(フォックスコン)の成都工場で爆発事故が起きた。また同年、上海のアップル部品を生産する日騰パソコン部品会社で起きた爆発事故もまだ記憶に新しい。