ダイキンが、火災の恐れがあるとして53品種の空気清浄器をリコールしたが、中国市場は例外とした。最近の日系家電メーカーは、「中国市場は例外」が慣例となっているように見える。
ダイキンは先ごろ自社ホームページで、「2007年9月から2011年8月までに弊社が生産した家庭用加湿兼空気清浄器「清潔隊」を、除湿板の発熱によって煙が出たり引火したり可能性があることから、回収することを決定しました」と発表した。
ダイキンの中国市場担当者は、今回のリコール対象は高速ストリーマ技術を持つ空気清浄器であり、中国市場で販売されている高速ストリーマ系製品は、今回リコール対象となった日本市場の製品と型番が異なるため、中国市場でのリコールは行わないと述べている。