・英国
英国は昨年、投資移民政策の緩和を発表した。新政策はこれまでの「100万ポンド(約1億2200万円)の投資、5年後に永住権獲得」の他に、「500万ポンド(約6億1000万円)の投資、3年後に永住権獲得」、「1000万ポンド(約12億2000万円)の投資、2年後に永住権獲得」といった投資移民政策を打ち出し、同時に必要とされる英国滞在期間を9ヶ月から6ヶ月に短縮した。
・シンガポール
シンガポールの投資移民には、個人資産が2000万シンガポール・ドル(約12億2000万円)以上、投資額が250万シンガポール・ドル(約1億5250万円)に達する必要があるが、資産源に関する情報を提供する必要がなく、年齢、学歴、英語レベルといった制限がない。また移民管理政策や滞在期間に関する制限なしで、永住権を取得できる。シンガポールの人口の77%が華僑であるため、外国語が苦手な年長者の人気を集めている。