自動車産業全体について、「2009年と2010年に急成長した後、2011年の販売台数は前年比2.45%増にとどまり、13年で最低だった」と田永秋氏。不況下で、完成車メーカーによる価格抑制や原材料会社による値上げなど、リスクを部品供給業者に移す動きが強まっている。昨年、A株市場の完成車セクターは23%下落、自動車部品セクターは27%下落した。
招商証券自動車産業チーフアナリストの汪劉勝氏は、今年に入ってからの硬直的需要の回復に伴い、中国の自動車市場は回復し、年間生産・販売台数は5~10%増加すると見込んでいる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年2月15日