フランスはイランの原油の主な輸出先ではなく、イギリスは昨年第3四半期にイランからの原油輸入を完全に停止している。
イランの英字紙「テヘラン・タイムズ」の2月18日の報道によると、国営イラン石油公社(NIOC)は、中国に輸出する原油を1日あたり50万バレルに増やすことで中国国際石油化工聯合有限責任公司(UNIPEC)と合意した。
新たに調印した協定の条項はまだ公表されていないが、両国が昨年調印した協定では、2011年のイランの中国への原油輸出量は1日あたり22万バレル、天然ガスは6万バレルとなっている。イランの石油相は代表団を連れて訪中し、新たな原油供給契約やその他の原油、天然ガス、石油化工事業について中国側と協議を行うことになっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年2月20日