9大重点事業によってもたらされる約6000億元の利益のうち、工業用コンロ・ボイラー、電気装置、高・低温余熱・余圧利用の3分野は3分の1以上を獲得し、工業の省エネ分野の主な投資先になると見られている。また、専門的な省エネサービスを行う企業も利益を得ると予想される。
9分野の取り組みが重点に
『計画』によると、鋼鉄、非鉄金属、石油化工、化学工業、建築材料、機械、軽工業、繊維、電子情報の9分野が「十二・五(第12次5カ年計画)」の工業の省エネの重点になり、これらの分野は立ち遅れた生産能力を高効率・省エネ技術に変える取り組みに力を入れる。また、これらの技術を2015年までに各分野に普及させる方針。