3大分野が急成長期に
また『計画』は、9大重点事業を工業の省エネの「十二・五」推進の突破口にするとしている。現在の技術と市場の成熟度を見ると、工業用コンロ・ボイラーの省エネ化、電気装置の省エネ化、余熱・余圧の再利用は今後の工業の省エネの主な取り組みとなり、産業化が急速に進むと予想される。
『計画』は、上述の3つの取り組みについて2015年の具体的な目標を設定した。工業用ボイラー、コンロの稼動効率を2010年比でそれぞれ5%と2%引き上げる。電気装置の節電率を2010年比で2~3ポイント引き上げる。余熱・余圧利用発電の設備容量を2000万キロワット以上にする。また、投資需要はそれぞれ900億元、600億元、600億元で、総額2100億元になると見込んでいる。