華融証券のアナリストは、上述の3分野の関連企業に投資のチャンスがもたらされ、中でも粗利益率が安定し、成長している企業に注目する価値があると見ている。中国国内には、これらの事業を行う企業がすでに多くある。電気の省エネ分野では合康変頻(創業版300048)、英威騰(深セン002334)、九洲電気(創業版300040)、杭鍋股フェン(深セン002534)など、余熱・余圧利用分野では海陸重工(深セン002255)、栄信股フェン(深セン002123)などの企業がある。
そのほか、『計画』で省エネ分野の産業化に向けた発展目標が初めて打ち出され、省エネ産業の育成も9大重点事業に盛り込まれたことに注目したい。
「十二・五」期間中、省エネ設備産業の市場規模の年間伸び率は15%に達し、省エネサービス産業の整った体制が構築され、1000社の優秀な省エネサービス企業が育成される。また、省エネサービス産業の生産額は2015年には3000億元を突破すると見込まれる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年2月28日