関係者によると、国家発展改革委員会は、公共交通機関のサービス均等化の実施と建設費用に対する懸念から、一部の高速道路建設プロジェクトを延期することを検討している。
国家発展改革委員会が昨年、北京交通大学を通して行った交通・運輸システムの債務問題についての研究によると、中国の高速鉄道建設の資産負債比率は58%、高速道路建設の負債比率は70%に達した。
同関係者は、高速鉄道建設は昨年の資金不足により今も回復が難しい状況だが、高速道路には更に大きなリスクが潜んでおり、高速道路建設が「第2の高速鉄道」になる恐れもあることに注意すべきだと指摘する。