以上の評価を見ると、中国のシェールガス資源は豊富でかつ広範囲に広がっていることが分かる。しかし地質条件は複雑でかつ様々なタイプがあるため、埋蔵調査開発能力はアメリカやカナダなどと大きな差がある。
「『12次5ヵ年計画』(2011年~2015年)では中国は主にシェールガス開発技術を高め、『13次5ヵ年計画』で本格的に発展させる方向となるだろう。
2020年までに中国のシェールガス年間産出量が1000億立方平米以上に達することができれば、中国の天然ガス資源の開発構造を変えることができる。中国のエネルギーの重要な柱となるはずだ」と于海峰氏は期待する。