シェールガス大国としての中国とアメリカは、技術面ですでに開きが出ている。また市場における研究開発システムもアメリカに遅れを取っている。
国土資源部部長の徐紹史氏は、「現在シェールガスは、アメリカなどでは商業開発ができる段階に突入しているが、中国では資源管理面で問題が生じている」と再三指摘している。
業界筋は、中国政府がシェールガスを新しい鉱物資源とすることを批准したのは、シェールガスの調査開発の分野で社会資本を投入させる機会を与える目的があると考えている。
競争させることで開発を迅速化させたいのだ。于海峰氏によれば、中国政府はすでにシェールガス埋蔵調査権を入札で行うと決めているという。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2012年3月5日