また同時に、ドイツ銀行のグローバルエコノミーアナリストも2月に、アメリカと日本の経済成長率予測を上方修正している。アメリカに対しては2.4%から2.7%に引き上げ、日本に対しての予測は0.7%から2.5%へと大幅に上方修正した。
上記のような要因から、ドイツ銀行は2012年の中国の輸出成長率予測を8%から13%に上方修正したのである。予測によると、中国の上半期の輸出成長率は前年同期比8%増で、下半期には18%増まで上昇する。
中小企業の経営状況に関して馬駿氏は、「昨年の第1-3四半期に比べ、ここ最近の中小企業の経営状態は明らかに改善されている。中小企業のPMIは2011年6月の45から2012年2月には55.2へと大幅に上昇、この指数が2年前に確立して以来の最高水準となった。指数が上昇した要因に関しては資金的な困窮が緩和されたこと、原材料のコスト圧力が軽減されたこと、輸出受注が回復したことなどが挙げられる」と述べた。