野村證券:経済成長率予測8.2%に上方修正
ドイツ銀行と同様に、投資銀行である野村證券も今週、中国の今年の成長率予測を引き上げた。野村證券の最新予測は、中国の今年の成長率を以前の7.9%から8.2%に上方修正した。
野村證券によると、1~2月、経済の動きは下降しているものの、予想していたほどひどくはない。特に、固定資産投資が前年同期に比べ21.5%増加している。野村證券の中国第1四半期の固定資産投資に対する成長率予測は18%だった。また、同期の中国の輸入成長率は予測していたよりも遥かに低く、たった7%増だった。野村證券の第1四半期の輸入成長率予測は15%であり、これによって貿易赤字が予測していたよりも低かった。更に、2月のインフレ率は大幅に低下し、金融政策を緩和する空間が生まれた。