モルガンスタンレー:中国経済の「ハードランディング」はない
モルガンスタンレー中国区エコノミスト、ジョー・ホーン氏は先週、「外需の冷え込みと不動産市場の下落などの要素が影響し、中国の経済成長は減速しているものの、ハードランディングする懸念はない」との見解を示した。
全体的に見ると、モルガンスタンレーは今年の中国経済の成長率予測を8.4%、インフレ率予測を3.4%としている。ホーン氏によると、8.4%の予測は既に3ヶ月継続しており、中国政府が正式に今年の成長率目標を引き下げることを発表して以降も、モルガンスタンレーは、中国経済のファンダメンタルズに顕著な変化があったとは感じてはいないことを示している。