HSBC:成長率目標の引き下げは成長モデルの転換に有利
香港上海銀行(HSBC)が今週発表した報告書によると、中国が成長率目標を引き下げても、中国の経済規模(2011年の経済総量47兆元)からすれば、7.5%という成長率は「慎重な」目標であると見る方が自然であり、「非常に低い」目標であると考えるのは妥当ではない。
HSBCによると、成長率目標の引き下げは中国にとって、経済構造の調整と成長モデルの転換を推し進めることにメリットがあり、中国が「十二・五(2011~2015年」期間中に設定した1年当たり平均して7%の成長率目標に近づく事ができ、政府が成長の速度ではなく、質に重きを置いている事が分かる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年3月19日