レジャー経済の時代を迎える中国

レジャー経済の時代を迎える中国。

タグ: 中国経済

発信時間: 2012-03-26 17:30:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

◆毎日の自由時間が3時間未満

中国は今年初めて、国民の自由時間に関する調査を実施した。回答者の70%は、1日当たりの自由時間が3時間を下回っており、世界と比較して休憩が不足していることが明らかになった。また回答者の8%は、ほぼ自由時間がなく非常に忙しい、と回答した。

全体的に見て、中国人の自由時間は不十分であると言える。これは国民の多くが感じていることであり、中国の現在の経済発展段階とも合致する。高度経済成長期の工業化国家は、一般的に自由時間が不足しがちだ。例えば1960年代の日本および韓国、その後のシンガポール、台湾、香港でも同様の現象が見られた。

データを見ると、自由時間と経済成長率は、反比例のフィリップス曲線を呈することが多い。しかし労働経済学の理論によると、経済成長に伴い、自由時間と経済発展が同時に増加する可能性がある。自由時間の増加は、福利厚生の改善を反映している。ある国家が発展方式のモデルチェンジにより、発展品質を向上させようとするならば、個人の発展品質の向上とは、より多くの自由時間を持ち、健康的に寿命を延ばすことを指す。ゆえに自由時間は、国家と個人の発展方式のモデルチェンジにおいて、有無相通じる橋梁となるのである。

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