レジャー経済の時代を迎える中国

レジャー経済の時代を迎える中国。

タグ: 中国経済

発信時間: 2012-03-26 17:30:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

(2) 北方の都市は南方の都市より幸福?

今年は中国中央電視台(CCTV)の経済生活大調査の6年目である。「CCTV経済生活大調査(2011-2012)」は、CCTVが中国国家統計局、中国郵政集団公司、北京大学国家発展研究院、北京第二外国語学院中国レジャー経済研究センターと共同で、4ヶ月以上を費やした調査で、2011年の中国経済の動向をまとめ、将来的な発展に向けた原動力を探った。

◆ 北方の都市は南方の都市より幸福? 自由時間の不足は何を意味するか

社会学および行為経済学の研究によると、十分な自由時間は幸福感の向上に有利であるという。逆に自由時間が少なく忙しすぎれば、幸福感が低下する。

同調査によると、中国の現段階において、幸福感は主に収入によって決まり、その他の要素(自由時間、健康状態、夫婦仲等)による影響を受ける。幸福感が収入に左右されることは、中国経済の工業化の特徴に合致するが、レジャー等その他の影響を分析することで、中国人の幸福感に関する将来的な需要を見ることができる。

調査によると、自由時間の多い省都トップ10は、貴陽、海口、広州、杭州、ラサ、成都、重慶、太原、福州、長沙となった。また幸福感のトップ10(10大幸福都市)は、ラサ、太原、合肥、天津、長沙、フフホト、石家庄、済南、銀川、重慶となった。

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