4月10日中国市場特報

4月10日中国市場特報。 4月7日現在、上海・深セン両株式市場の上場企業539社が今年第1四半期の業績予想を発表した。うち業績が下降すると予想したのは225社で全体の41.74%を占め、上昇すると予想したのは314社で全体の58.26%を占めた。業績の成長を予想した企業は6割近いものの、既に業績予想を発表している企業全体の収益は前年同期に比べ下降傾向にある…

タグ: 中国企業利益

発信時間: 2012-04-10 15:47:44 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

不動産の「低迷」と白酒の「上昇」

上海・深セン両株式市場のメインボードでは既に47社が第1四半期の業績予想を発表している。業績予想を発表した企業が少ないため、メインボードの上場企業の業績状況を判断するのはまだ難しい。しかし、既に発表した企業から見ると、白酒産業の景気が良くなっていることがわかる。一方では、不動産業界の調整の影響が顕著で、白酒産業と明らかな対比を成している。

現時点で、白酒産業では4社が2012年第1四半期の業績予想を発表しており、業績の成長率は共に60%以上に達する。うち、酒鬼酒の2012年第1四半期の上場企業株主に帰属する純利益は約1億1000~1億2000万元で、前年同期に比べ約430%~470%の増加となる。

白酒産業に比べると、不動産業界は調整の影響が顕著で、業績の下降傾向が明らかに表れている。現時点で、不動産開発企業9社が第1四半期の業績予想を発表しており、うち5社の業績は前年同期に比べ大幅に下降している。中でも世聯地産は第1四半期の純損失を2000~2500万元と見込んでいる。

「中国証券報」より 2012年4月10日

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