また、同エリアの外資系企業が主導する加工貿易関連の輸出入額は604億ドルで同2.4%減少。うち、輸出は438億3000万ドルで同1.3%減、輸入は165億7000万ドルで同5.3%減だった。輸入の減少幅が輸出を上回ったことは、今後の加工貿易関連の輸出の見通しが楽観視できないことを示す。
商品別で見ると、機械・電気機器の輸出が低迷している。第1四半期のノートパソコンの輸出額は98億7000万ドルで0.8%減、集積回路は34億6000万ドルで3%減、太陽電池は17億4000万ドルで45.8%減、液晶パネルは16億8000万ドルで5.3%減、船舶は14億6000万ドルで1.5%減。一方、労働密集型製品の輸出は引き続き小幅増となった。
「中国証券報」より 2012年4月16日