◆住宅保障プロジェクトへの貸付支援を強化
年次報告書によると、住宅保障プロジェクトへの貸付支援を強化するため、銀監会は銀行業務を行っている金融機関を積極的に促す。資本金が充足で、綿密なプロジェクトの管理ができているところを優先的に支援し、条件を満たす直轄市・省都所在都市の地方融資プラットフォームにおける公的賃貸住宅などの住宅保障プロジェクト関連の融資及び債務返済を支援する。
データによると、2011年末の銀行業務を行っている金融機関の住宅保障プロジェクトの貸付高は4852億元で、年始より1933億元増加し、2010年末より66.2%増となった。
銀監会はまた、銀行業務を行っている金融機関に対して、住宅保障プロジェクトを支援すると同時に、貸付リスクの阻止に対しても細心の注意を払うよう求めている。プロジェクトの実施と進展に注意を払い、プロジェクト関連台帳を作成し、貸付資金の動向とプロジェクトの進度の動的監視を行なうよう指導している。