中国住宅保障貸付12年50%増に リスクは制御可能

中国住宅保障貸付12年50%増に リスクは制御可能。 中国銀行業監督管理委員会(銀監会)が4月24日に発表した年次報告書で、同委員会の尚福林主席は、2012年住宅保障プロジェクト貸付増加率は50%を超えることが見込まれるとの見方を示した…

タグ: 中国貸付

発信時間: 2012-04-25 15:28:04 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

◆不動産市場のリスクは制御可能

年次報告書によると、2011年、銀監会は「不動産価格が合理的な水準に戻ること」の実現に努めると同時に、不動産の貸付リスクのコントロールに努めた。多方面からの積極的な協力の下、不動産貸付リスク抑制は効果を上げている。

銀監会はこれまでに、多種な圧力の中での金融機関へのストレステストを行ってきた。その結果、圧力のある状況下での金融機関の不動産貸付と不動産関連の川上・川下産業の貸付の不良債権率には、一定の上昇が見られたものの、現在銀行業のリスク受容力は強く、不動産市場の変動が銀行業の損益と資本にもたらす影響は全般的にに制御可能な範囲内にある。

銀監会は「銀行業界の与信集中度に対する管理を更に強化する必要がある。不動産貸付が過多で比率が高すぎる金融機関は、業務の発展戦略とリスク選好を見直し、不動産貸付過多によるリスクを断固阻止すべきである」と指摘した。

また、銀監会は『農村中小金融機関不動産貸付リスクの監督・管理に関する通知』を配布し、不動産貸付高が融資残高の30%を超えている農村の中小金融機関に対し、20%以下まで抑えるよう求めた。

「中国証券報」より 2012年4月25日

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