中国国家統計局が10日前後に4月の主要マクロ経済データを発表することになっている。一部専門家は、食品価格の季節要因による反落に、タイムラグ要因がやや弱まっていることを加えたことで、4月の消費者物価指数(CPI)上昇率は前年同期比で3月の3.6%をいくらか下回るだろうと見ている。4日付中国証券報が伝えた。
商務部が発表した価格モニタリングデータによると、4月の食用農産物価格は、月末にわずかな上昇が見られた以外、全般的には下落傾向が続いていた。中でも、穀物価格が下げ止まりの傾向を見せ、野菜・豚肉価格の下げ幅は大きかった。