ゴールドマン・サックス・アジアのエコノミスト宋宇氏は、3月の中国国内の精製油価格の引き上げが4月のCPIに一定の影響を及ぼしているとし、4月のCPIが前年同期比3.5%上昇、生産者物価指数(PPI)が同0.6%低下になると予測している。
国泰君安証券は研究報告で、商務部・国家統計局・農業部など多部門が発表したデータから、4月の食品価格は3月よりある程度の下落が見られると指摘し、4月のCPIは前年同期比3.4%上昇、うち食品価格は前期比0.8%低下、非食品価格は前期比0.3%上昇となると予測した。
「中国証券報」より 2012年5月4日