レートの問題について、周行長は、金融市場における重要な価格は市場自身が決定すべきで、市場が価格を決定することは資源配置の最適化や金融市場の発展にプラスになるとの見方を示した。
また周行長によると、レートの市場化はさまざまな要因に影響される漸進的なプロセスだ。中国のレート市場化はすでに長年にわたって進められており、今後も引き続き中国経済や中国金融市場の全体的な前進にともなって漸進的に進んでいくとみられる。改革は多方面で準備を行い、漸進的に進めていくことが必要だという。
「人民網日本語版」2012年5月6日