中国の2012年普通旅客列車の競争入札が正式に始まった。中国鉄道部管轄下の鉄道投資会社である中国鉄路投資建設公司は5月8日、普通旅客列車競争入札募集公告を発表した。発表によると、今回の入札の対象列車は25Tと25G型の普通鉄道旅客列車で、それぞれ14件、合計2500両である。14日付中国証券報が伝えた。
入札募集公告では、今回の普通列車の競争入札の落札日は5月28日となっている。国内市場から見て、主要旅客列車製造業者である中国南車股フェン有限公司(CSR)と中国北車股フェン有限公司(CNR)が利益を得る事が見込まれる。
業界関係者は、25G型の車両価格は約250万元前後、25T型の車両価格は約400万元前後で、現在広く使用されているのは25G型の車両だとしている。