中国商用飛機有限責任公司は14日、同公司の海外訪問団が5月9日と10日にそれぞれ米シアトルとロサンゼルスで国産旅客機「C919」のプロジェクトプロモーション活動を実施したことを明らかにした。同活動は海外人材の誘致が目的で、現地のSCAA(Society of Chinese-American Aerospace Engineers)のメンバーの他、民用航空機の開発・製造・サービス業に携わる技術者らが参加した。同公司は6日にも英エジンバラでプロモーション活動を行っている。
C919は中国が独自に研究開発した新型のナローボディ機で、座席は150席、通路は1本。このクラスの機体は市場占有率が最も高い主力機であり、ボーイング737やエアバスA320の強力なライバルになることが予想される。新京報が15日に報じた。
「人民網日本語版」2012年5月16日