日本の大手電機メーカー・パナソニックは14日、昨年度の赤字が7720億円に達したことを明らかにした。これは1918年の創業以来、最大の赤字となる。同社はまた、今期は500億円の最終黒字確保を目標とするとしたほか、約1万7千人の人員削減を発表した。
赤字の原因について、パナソニックは「テレビ業務が不振に陥った上に、税務関連の費用がかさんだ。また東日本大震災・タイの洪水の影響も受けた」とした。
劣勢を打開すべく、パナソニックは上場している子会社の三洋電機とパナソニック電工を完全子会社化し、家電製品からエコ・環境保護技術、建築設備分野への転換を図る。京華時報が報じた。
「人民網日本語版」2012年5月16日